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村田教授が最新のCNC工作機械を寄贈

機械実工学教育センター長を務める機械工学科の村田泰彦教授が2022年5月と昨年9月に、ファナック株式会社製の工作機械「ロボドリル」2台を同センターに寄贈した。

当機はCNC(コンピュータ制御)工作機械の一種で、回転する刃物を移動させて金属や樹脂等の素材を様々な形に削りだす、最新型の高速・高精度小型マシニングセンタである。

同センターでは、CNC工作機械を数台所有しているが、すべて10年以上前に導入された古い機械であるため、更新の要望が高まっていた。今回の寄贈は、そうしたニーズに村田教授が応えたものである。当機は最新のコンピュータ制御システムを備えており、現在の生産現場と同等レベルの操作体験が可能となっている。導入以来、高速加工・微細加工分野を担う強力なツールとして、研究や実習教育において活用されている。

村田教授は当機寄贈に際し「学科に関わらず、ものづくりを学ぶ全ての学生に対して、技術を磨くために有意義に活用してほしい」と求めるとともに、センターの技術職員に対して「本機を十分に使いこなし、技能のバリュエーションを広げ、技術教育の能力向上に励んでもらいたい」と期待している。

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